全日本学童武蔵野市予選決勝　対武蔵野エースハンターズ

　準決勝の時とは違い、２５℃を超える夏日となった４月１０日（日）。関前南小学校で全日本学童・都知事杯大会武蔵野市予選の決勝戦が行われた。
　決勝戦の相手は今回１回戦を１３対４、２回戦を１５対５、準決勝を８対１と圧倒的な攻撃力を誇る武蔵野エースハンターズ。対するタイガースは２回戦は４対２、準決勝は６対５とぎりぎりの勝負をものにしてきた。圧倒的攻撃力のエースハンターズか、粘り強く戦いミラクルを起こしたタイガースか。今年度最初の武蔵野市代表を決める試合が始まった。

　試合は初回から動いた。エースハンターズの１番がいきなりセンターオーバーのツーベースヒットを放つと四球や野手のエラーも合わさり初回から３点を失った。
　さらに３点を追加された２回の裏の攻撃、タイガースも反撃に出る。四球で出たランナーが３塁まで進むとパスボールで１点返し、さらに１点を加え２対６とした。
　試合は進み最終回。４対８とエースハンターズの４点リードで迎えたタイガース最後の攻撃。先頭バッターはアウトとなるも９番小山がレフト前にヒットを放つと１番宮本も続き１アウト１，２塁。２番の佐伯がしっかりとバントを決めると３番上岡のヒットで２人が生還し２点差。なおもランナーを３塁に置き打席には４番五堂。ファールで粘りフルカウントまでもっていくも最後は高めのボールに手が出てしまいピッチャーゴロ。６対８で武蔵野エースハンターズが全日本学童東京都予選に出場を決めた。

　大会前の練習試合で１勝６敗。全日本学童予選は厳しいかと思われていたが終わってみれば決勝進出。試合も準決勝では最終回に３点差を逆転勝利。決勝も最大６点差からワンチャンスあると思わせてくれる展開を作ることができた。
　全日本学童には出ることができなくなってしまったが、4/24（日）には春季大会の1回戦、5/3には都知事杯の代表決定戦がある。着実に力をつけてきているタイガースのこれからの躍動を楽しみにしたい。