全日本学童武蔵野市予選1回戦 対エースハンターズ

公式戦
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 雨による順延で対戦が1週ずれた全日本学童武蔵野予選1回戦、相手はエースハンターズ。ジュニア時代には、秋大会決勝時に1点差で敗れている因縁浅からぬ相手。

 新チーム始動からコロナによる活動休止などを乗り越え、迎えた公式戦初戦。天候はあいにくの曇り空。子どもたちの不安を現したかのような天気であった。

 両チーム準備を終え、待ちに待った21年度少年タイガースオールの試合が始まった。


 初回、先攻のタイガースは2番バッターがヒットで出塁すると3番バッターが四球を選び1アウト1,2塁。パスボールもありランナーが2,3塁で4番バッターが2ストライクから2球粘りフルカウントとするも惜しくも三振2アウト。5番バッターも投手ゴロに倒れ、初回のチャンスは無得点に終わる。

 その裏、先発ピッチャーはエースハンターズの1番,2番バッターをしっかり押さえ2アウトとする。そして、3番バッターに対してもショートゴロに抑えるもこれをファーストが後逸。2塁に進まれると、続く4番バッターに右中間を破る2ベースヒットを打たれエースハンターズが1点を先制する。その後、ランナー2,3塁と再びのピンチとなるが、ここはピッチャーが粘り追加点を阻止した。


 2回表、タイガースは3者凡退に倒れ、その裏エースハンターズは先制した勢いそのままに、四球で出たランナーを足を絡めた3連続バントでさらに2点を追加する。


 3回表、早いうちに1点を取って落ち着きたいタイガースは、1アウトから1番バッターが真ん中に甘く入ったボールを振りぬくと、打球はレフトの頭を大きく超えるソロホームラン!待望の1点を獲得し、タイガースが反撃の狼煙を上げる。

 その裏、1点が入ったことで落ちついたピッチャーはここを3者凡退に抑え流れを引き寄せにかかる。


 4回にさらに1点を追加し、2(タ)-3(エ)で迎えた5回、1アウトから先ほど反撃の狼煙を上げる1打を放った1番バッターがセンターへヒットを放ち、2番バッターのサードゴロの間に3塁まで進むと、続く3番バッターへの初球。

 思い切って振った打球は、またもレフトの頭を超える逆転の2ランホームラン!!この試合ついにタイガースが逆転に成功する。

 その裏、タイガースはランナーが1人出たところで、先発ピッチャーから抑えのピッチャーにスイッチ。抑えのピッチャーは自慢のストレートでエーハン打線を抑え、この試合初めてリードした状態で新しいイニングを迎える。


 最終回、リードは1点のまま、裏のエースハンターズの攻撃となる。先頭をセカンドゴロに仕留めた後、続く打者にセンターへのヒットと盗塁でランナーを2塁に置くと、このイニング3番目のバッターにはデッドボール。1アウト1,2塁とする。次のバッターをピッチャーゴロに打ち取るもゲッツーならず2アウト2,3塁1打サヨナラのこの試合最大のピンチを迎える。

 ここで迎える打者に対して1ボール2ストライクと追い込んだ4球目、打球はセカンド正面へのゴロ。これをセカンドが落ち着いて捌き、ゲームセット。結果は4-3とジュニア時代の雪辱を晴らす1点差ゲームの勝利で、少年タイガースが公式戦初戦を突破した。


 敗けはしたが、エースハンターズの子どもたちも足を絡めた巧みな攻撃や、エラー0の堅い守りを見せるなど、非常に手ごわい相手だった。次に対戦する時には、きっとまた違った結果になるだろう。それくらい紙一重の戦いだったと思う。

 この試合に勝ったタイガースは4月11日(日)に、4月4日(日)行われるコンコンユニバースの勝者と準決勝の予定です。試合会場は大野田小学校になります。

 今回、OB含め保護者の皆様の応援、子どもたちの力になったと思います。次戦も1戦必勝で臨みたいと思いますので、皆様応援宜しくお願い致します。

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